染色工芸同好会

本クラブの歴史は古く、文化連盟創立時より発足し、創始者 山口栄子先生の「染栄会」から始まり、

50年の歴史を刻んでまいりました。

 

山口先生没後は「柏原市染色工芸同好会」と名称を改めて30年余り、現在は 松永 京子先生を講師にお迎えして、適切な優れたご指導のもとに楽しく染色活動を続けております。

 

本クラブの染色の特徴は、その手法が一種に留まることなく、実に多岐に渡るという点です。・ろうけつ染め・手描染・型染・絞り染 等の手法を駆使し、天然染料、化学染料を、目的や布の種類に併せて用いながら、身近なスカーフ、バッグ、Tシャツ、室内を彩るテーブルセンター、染額、のれん、

タピストリー、屏風まで、さまざまな作品を創り出していくのです。

 

染色とは、一枚の真っ白な布を如何に美しく染め、描いていくかの挑戦であります。

 

それは火と水と体力と気力の戦いでもあり、なかなか思い通りにはいきません。予期せぬ偶然の業もあり、図り知れず、いつまでも追い求める美であり、楽しみです。

 

50年という長い歳月には、既に鬼籍に入られた仲間もいらっしゃいますが、互いに慈しみ合いながら、共に一喜一憂しつつ、長く染色を続けて来られた由縁であるかと、改めて感じております。

 

又、この学びの時と場所を与えて下さった柏原市並びに文化連盟に深く感謝し、これからも、柏原の街を美しく染めていきたいと思っています。

 


  • 結成年  1988年(昭和63年)
  • 指導者  松永 京子
  • 代表者  山本 忍
  • 会員数  10名

● 活動時間

第2・第3・第4木曜日

13時~17時


● 活動場所

公民館本館 実習室