「だから私は歌うのです」

　～それいゆに歌声ひびくとき～

　作詩　小原 有貴

　作曲　岡村 星見

 

雨上がりの朝 

晴れ間からのぞく太陽

名もない花たちが　

道ばたに そっとほほえむ

 

ふとした瞬間 

私は気づかされるのです

何気ない日々のくりかえしが 

尊いのだということを

 

今ふりかえって思う

このような日々の積み重ねが

私の命をつむいできたのだと

 

だから 私は歌うのです 

あなたと声をあわせて

 

だから 私は歌うのです

当たりまえの日々に 

感謝を込めて

 

朝日に輝く街 

交差点を行き交う人々

見知らぬ人たちが 

出会い頭にそっとほほえむ

 

ふとした瞬間 

私は気づかされるのです

何気ない人とのふれあいが　

尊いのだということを

 

今ふりかえって思う

このような人々との出会いが

私の人生を形作ってきたのだと

 

だから 私は歌うのです 

あなたと声を重ねて

 

だから 私は歌うのです

あなたの人生が 

ゆたかであるようにと

 

ルルル…

ルルル…

 

祈りにも似た 

おだやかな気持ちになって

私は あなたと歌うのです