公民館講座講師 吉田 裕 師が中心となり、発足した観世流謡曲クラブも令和4年桜花咲く季節に30周年を迎えることになりました。
この度50周年記念誌に掲載するにあたり、柏原市謡曲協会の運営にご尽力されました。諸先輩方はじめ、櫻諷会・吉田 裕師 元謡会・吉本 剛三氏 国謡会・塩田 昇氏の先生方には深く敬意を表し、厚く感謝しています。
歳月が過ぎ、故人となられましたが、懐かしく幾多の想い出が廻ってまいります。
クラブの活動は昨今のコロナ禍では世情に合わせ、公民館使用ガイドラインに従い、月3回の発声練習をしていますが、例年実施の夏季歌仙会、新春謡会は中止となり、個人の自由な行動を抑止しなければならない初めての経験となりました。
【謡曲十五徳】
謡に限らず趣味を続けることで「徳」があると言われています。謡には 「十五徳」。
書物には、謡曲に触れ,謡うことにより、“自分の日常では味わう事ができず、得る事のできない
世界を知る事ができる“ と,書かれています。
コロナ禍の巣籠り生活で謡仲間と会えなくても、「一人寂しい時も謡で心を慰めることができる」
「鬱々とした気分も謡に浸り晴らすことができる」
文化連盟に入会し、先生方とめぐり逢い仲間とめぐり逢い、会員の皆様は謡うことの楽しさ、喜びを
高齢の今も続ける事ができました。
第1・第2・第3水曜日
13時~17時
公民館本館 展示室